外壁のサイン

チョーキング現象
外壁の塗装表面にある表層樹脂が、熱や紫外線、風雨などによって劣化してしまうことによって発生する現象で、壁を触ると手に粉が付着します。

シーリングの劣化
気温や湿度の変化で膨張・伸縮したり、地震の揺れなどで負担がかかると、ひび割れや歪み、破損を起こします。

外壁のヒビ・亀裂
外壁にひび割れが起きる原因は乾燥クラック、構造クラック、縁切れクラック、ヘアクラックの4つが主な原因です。

塗装の剥れや膨れ
外壁材に不具合があり水分を含んでしまっている場合には、日光で温められた湿気が膨張し、内部から塗膜を押し上げて膨れを起こす場合もあります。
屋根のサイン

色褪せ
屋根は紫外線や雨、風をまともに受けるので傷みやすい部分です。
屋根の劣化の特徴として一番よく見受けられるのが、色あせです。

カビ・藻
雨などによりカビや藻が発生した状態です。瓦葺き屋根に比べスレート屋根のほうがカビや藻が発生しやすくなります。

サビ
表面だけが錆びている場合は塗装で対処できますが、そのまま放置すると内部まで侵食し、塗装だけでは対処できない場合もあります。

はがれ
木部で多いのは、はがれです。木が呼吸していて、中から空気を出そうとするため、塗装が劣化して弱くなっている部分からはがれてきます。
塗り替えの重要性
外壁・屋根塗装の本来の目的は「保護」です!
塗装の必要性
建物を塗膜(塗料が固まったもの、塗料の膜)によって防水し、寿命を伸ばしてあげる必要があります。
建物は、毎日雨や紫外線を浴びているため、塗膜は日々劣化していきます。それを塗り替えもせずに放置すると、雨漏りを引き起こしたり下地の柱を腐らせてしまうことにつながる可能性があります。
建物を守ってくれている「塗膜」には寿命があります
新築時に使用されている塗料で5~7年程度、塗り替え時に使用されている塗料でも10年ほどです。
先ほど記述したように、長い間紫外線などの外的要因にさらされることで塗膜は劣化していきます。
日本の住宅の平均寿命はおよそ30年と言われていますが、その間塗り替えをしないままだと塗膜が劣化し、外壁材などが直接雨や紫外線を受けてしまうことになります。
